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2006年 12月 21日
![]() ところが辺りを見回すと、尺八といえば箏や三弦と合奏する人ばかりでしたから、私のような類はかなり変人と思われていたようです。歳も幼かったですから、尚のことです。 当時、私の趣味としての尺八の友達は七十を越えたような人ばかりでしたから、既に私は友人の多くを失っています・・・。 虚無僧尺八といっても、時代劇番組がすっかりテレビから影をひそめてしまったので、若い人にはもう虚無僧のイメージも湧かないのではないでしょうか。 天蓋という顔がすっぽり隠れてしまう深編み笠をかぶり、尺八を吹いて諸国を行脚托鉢して回る修行僧で、いわゆる遊行の行者の一種と考えて良いと思います。本来の虚無僧は白装束、つまり「死装束」なのですね。お遍路さんと一緒だと思います。 「砂の器」という映画がありましたが、その中に「らい病」を患ったものが厳しいお遍路の旅に出るという、とても悲しい場面がありました。私は十代の多感なころ、虚無僧にもこれと同じイメージを重ねて、人生の深い哀しみを思い描いて尺八を吹こうとしていました。ところが、それが最近少しずつ変わってきています。 音楽なのに聴覚が休止して静かになるというか、徐々に透明になっていく感じ。喜びも悲しみも沈黙の中に融けていく安らぎ・・・。 別に崇高な境地に達したという気持ちはありません。まだまだ駆け出しといわれる42歳ですから。 年齢を白状したところで、初めの自己紹介をこの辺で終わりにします。
by zen-yamato
| 2006-12-21 13:50
| 善養寺のつぶやき
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